楽天本拠地で開催される恒例イベ「夏スタ!」 話題の「ベビースター売り子」って?

楽天生命パーク宮城【写真:馬塲呉葉】
楽天生命パーク宮城【写真:馬塲呉葉】

9月1日まで「夏スタ! 2019 Eagles Summer Resort」が開催

 夏だ! 野球だ! 「夏スタ!」だ。楽天が本拠地を置く楽天生命パーク宮城では、毎夏恒例の一大イベント「夏スタ!」が開催されている。今年は「夏スタ! 2019 Eagles Summer Resort」をテーマに、9月1日までさまざまなアトラクションを実施中だ。

 毎年このイベントを楽しみにしている楽天イーグルスのファンは多いはずだが、今年はSNSを中心に「あるもの」が話題になった。ビールの売り子ならぬ「ベビースターの売り子」が、特徴的なリュックサックを背負って、スタンドに出没するというのだ。昨年も「夏スタ!」にお邪魔している「パ・リーグ インサイト」編集部は、早速現地調査に向かった。

 8月の仙台も、当然だが非常に暑い。涼しいイメージがあり、ホーム開幕戦も吹雪に見舞われていたが、体感では東京と変わらない。強い日差しを浴びながら、陽気なBGMがかかる楽天生命パーク宮城の正面ゲートをくぐると、まずは「映え」るバルーンロードに出迎えられる。

 カラフルな風船が頭上から吊り下がっていて、見た目にも涼しい。「映え」るスポットで構図を工夫しながら写真を撮るのも、もはやスタジアムにおける定番の楽しみ方だ。

 試合開始の3時間前から開放されている「ザ・プレミアム・モルツガーデン」は、日陰が確保された広々としたビアガーデンで、自由に出入り可能。キンキンに冷えたビールをお供に、ちょうど正面に設置されたスクリーンで試合観戦もできる。地元の仲間という男女混合グループに声をかけると、「涼しいところで飲むのもいいけど、簡単に集まって、夏っぽいことができるから楽しい」と笑顔を見せてくれた。

 夏祭りには欠かせない出店が並ぶ「えんにちストリート」は、どこかなつかしい定番の夏を思い出す場所だ。「手軽に季節感を味わえる」ことは、遠出するのも億劫になる猛暑では、余計に魅力的に映る。ただ、スタジアムの敷地内は各所でミストが噴射されているうえに、塩飴なども配布されているため、熱中症対策はばっちりだ。

世代の方にはたまらないキャラクターとのコラボも

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