金メダリスト佐藤綾乃が日ハム始球式「従兄弟が打席に…すごく不思議な感覚」
平昌五輪スピードスケート・チームパシュートの佐藤綾乃の従兄弟は西武・佐藤龍世内野手
昨年の平昌五輪スピードスケート・チームパシュート金メダリストの佐藤綾乃(ANA)が27日、日本ハム-西武戦(釧路)の始球式を務めた。
関係者の粋な計らいで、打席に立ったのは西武のルーキーで従兄弟にあたる佐藤龍世内野手。ワンバウンド投球を見せた佐藤綾は「従兄弟がプロ野球選手としてバッターボックスに立っていて、すごく不思議な感覚でした。その中で喜びもありました」と笑顔で振り返った。
同学年の2人は釧路市に隣接する厚岸町で生まれ育った。「小さい頃から夢であった、私は金メダル、龍世はプロ野球選手という夢が叶えられた瞬間。親孝行だったのかなと思います」と佐藤綾はうれしそうにうなずいた。
スケートのトレーニングの方は順調に進んでいるという。「しっかり追い込めています。来年2月の世界距離別選手権の個人種目で力を発揮して、チームパシュートとマススタートで金メダルを獲れるように頑張ります」と話していた。