メジャー随一の強肩! リアルミュートの二盗阻止にファン驚嘆「球界最高」
盗塁阻止率48%、盗塁阻止数はメジャー断トツの39
■フィリーズ 6-5 パイレーツ(日本時間27日・フィラデルフィア)
フィリーズのJT・リアルミュート捕手が26日(日本時間27日)の本拠地でのパイレーツ戦で、メジャー随一の“鬼肩”を披露した。5-5の同点で迎えた9回1死一塁で、一塁走者のケビン・ニューマンが二盗を試みるも、ボールはあっという間に遊撃ジーン・セグラのグラブへ。悠々アウトに仕留めた。
マーリンズから移籍した今季、リアルミュートは凄まじい強肩ぶりを披露している。盗塁阻止数は断トツの39。2位のグランダール(ブルワーズ)、フェグリー(アスレチックス)の20に大差を付けている。盗塁阻止率は驚異の48%だ(26日=日本時間27日時点)。
MLB公式データ解析システム「スタットキャスト」によると、リアルミュートの送球速度は最速87マイル(約139キロ)で、「ポップタイム」(捕球から二塁ベースカバーに入った野手に到達するまでの時間)は最速で1・76秒。「甲斐キャノン」で知られる甲斐拓也(ソフトバンク)は1・8秒台といわれているから、その速さは圧倒的だ。
MLB公式ツイッターは「リアルミュートから走ってはいけない」とのタイトルで、このプレーをアップ。ファンから驚嘆の声が寄せられた。
「球界最高の捕手」
「リアルミュースロー」
「キャノン」
「気分がいいだろうね」
「セグラのタッチも素晴らしかった!」
「ギリギリですらなかったね」
「いいえ、ぜひ走って。これが見たいから」
リアルミュートの圧倒的な強肩に魅せられていた。