DeNAラミレス監督「信じられないゲーム」延長12回サヨナラ勝ちに興奮隠せず
「非常に大きい、意味のある勝利。シーズンのターニングポイントになり得る勝利」
■DeNA 7-6 ヤクルト(28日・横浜)
DeNAは28日、本拠地・横浜スタジアムで行われたヤクルト戦に7-6でサヨナラ勝ちし、3連勝となった。引き分け濃厚と思われた延長12回2死満塁から山本がサヨナラ適時打を放った。劇的な幕切れに、ラミレス監督は「2ストライクと追い込まれた後、外の変化球を引きつけてライトへ完璧なヒット。プロの仕事だった」とヒーローを称賛した。
3回までに4点リードを奪ったが、先発の平良がリードを守れず、一度は逆転された。その後は点を取り合いに。8回に神里の適時打で追いつき、延長戦に持ち込んだ。両チームともチャンスを作ったが得点できず、引き分け寸前までいきながらの劇的勝利となった。ラミレス監督は「リリーフが頑張ったのでこの結果になった」と8回以降、無失点に抑えた救援陣を勝因に挙げた。
勝った首位巨人のマジックは19に減ったが、DeNAにとっては大きな1勝になった。土壇場でのサヨナラ劇に「信じられないゲーム」と喜んだ指揮官は「非常に大きい、意味のある勝利。シーズンのターニングポイントになり得る勝利だと思う」と、興奮を隠せなかった。
(大久保泰伸 / Yasunobu Okubo)