ダルビッシュ、好投呼んだ“新球”は1週間で習得 守護神も監督も驚愕「あり得ない」

5勝目を挙げたカブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
5勝目を挙げたカブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

28日のメッツ戦で新たに覚えたナックルカーブを使ったダルビッシュ

 27日(日本時間28日)の敵地メッツ戦に先発し、8回1失点7奪三振の好投で5勝目(6敗)を挙げたカブスのダルビッシュ有投手。日米通算2500奪三振を達成したこの試合ではカブス守護神のクレイグ・キンブレル投手から伝授されたナックルカーブを見事に操り、好投した。

 キンブレルから伝授されたナックルカーブを、わずか1週間でマスターした右腕をキンブレルは「本当にクールだ」と称賛している。MLB公式サイトが報じている。

 メジャー通算344セーブを挙げている名クローザーのキンブレルは1週間前にダルビッシュから、自身の決め球「ナックルカーブ」の握り方を質問されたという。

「少し前に彼と話した時には、『ヘイ、今取り組んでいるんだ』という感じだったんだ。自分としても『いいね』というぐらいだったんだけど。でも、試合で投げるとは思わなかった。本当にクールだと思ったよ」

 記事内でこう語っているキンブレル。ダルビッシュの質問に応えて魔球を伝授した師匠だが、わずか1週間で迎えたメッツ戦でマクニールからナックルカーブで三振を奪ったダルビッシュの学習力に感銘を受けたという。

キンブレルは「ほとんどの人間は投げられるという信頼をそこまで置けない」

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