田中将大、3年39億円でヤンキースと契約延長? NY紙が予想「4年約63億の可能性も」
年俸約24億3000万円となる来季が7年契約の最終年
年俸2300万ドル(約24億3000万円)となる来季が、7年契約の最終年度となる田中。「ヤンキースがタナカの肘の頑強さを信じるとするなら、重要な契約延長候補だ」と記事では田中の契約延長の可能性を報じている。ヤンキースの投手陣での必要性も高いという。現在の先発ローテでベテランのCC・サバシア投手が今季限りで引退し、JA・ハップ投手とジェームス・パクストン投手は田中同様に2020年シーズン終了後にFAとなる。
記事では「タナカはルイス・セベリーノ、ドミンゴ・ヘルマン、ジョーダン・モンゴメリーらの近くで安定性という影響をもたらすのではないか」と分析。そして、再契約時の条件面の参考として「成績的な類似性がある」と昨オフにヤンキースと契約満了となり、FAでレンジャーズと契約したランス・リン投手を例に挙げた。
リンは3年3000万ドル(約31億7000万円)の契約を結んだが、「タナカはリンよりも1歳若く、より優秀だ。しかし、彼はヤンキースの一員でいることを気に入っており、移籍を希望しないかもしれない」と分析。ヤンキースが日本人右腕がFAとなる前に契約延長に踏み切る可能性を指摘し、来季の契約に、21年シーズンから3年総額3700万ドル(39億7000万円)を加えるシナリオを予想している。
「新たに4年総額6000万ドル(約63億5000万円)という契約を作る可能性もある。これで年俸は1500万ドル(約15億8000万円)に下げることができる。これは耐久力に優れ、頼れる先発投手にとっては理にかなっているように思える」。4年契約の場合、現在の年俸よりも35%ダウンとなるが、34歳までヤンキースでプレーすることになる。抜群の安定感で辛口のニューヨークメディアからも評価される田中。来オフにFAとなるその去就に早くも注目が集まっている。
(Full-Count編集部)