巨人M18、岡本3ラン&丸満弾など3回一挙10得点で大勝 広島は大瀬良10失点KOで7.5差…
桜井が8勝目を挙げ連勝でカード勝ち越し、4連覇目指す広島は痛恨の敗戦
■巨人 12-4 広島(29日・東京ドーム)
巨人は29日、本拠地・広島戦に12-4で大勝し、連勝でカード勝ち越しを決めて優勝へのマジック18とした。打線が3回に丸の満塁弾などで一挙10点を奪い、広島先発の大瀬良をKO。投げては桜井が7回7安打3失点の粘投で8勝目(3敗)を挙げた。広島はエース大瀬良で痛恨の大敗。首位・巨人とのゲーム差は「7.5」に開いた。
先発・桜井は初回に松山に適時打を浴び、先制点を献上。しかし、巨人打線は2回に大瀬良から1死一、二塁の好機を作ると、大城が逆転の2点タイムリー。すぐに試合をひっくり返した。
そして、3回は亀井の四球、坂本勇の右前打でチャンスを作り、丸が左翼へ適時打。続く岡本が初球のカットボールを捉え、右翼スタンドに運ぶ26号3ランで6-1とした。阿部、ゲレーロが二塁打を放つと、大城はレフトへ2点タイムリー。さらに、田中俊は四球を選び、桜井が犠打を成功。大瀬良はここでKOとなった。
2死から坂本勇が敬遠気味の四球で満塁となると、丸は2番手・塹江からセンターバックスクリーンへの満塁ホームラン。一挙10点を奪い、11点リードと早々に試合を決めた。7回の守備からは育成ドラフト1位で入団し、支配下契約を勝ち取った山下がデビュー。桜井は3点を失ったものの大量リードに守られ、8勝目を挙げた。
3位の広島は、4連覇へ向けて負けられない一戦で大瀬良が今季最短の2回1/3を7安打4四死球で今季ワーストの10失点。まさかのKO劇で連敗し、負け越した。
(Full-Count編集部)