ダルビッシュの球種は七色どころか“十色” 地元記者が驚異のレパートリー紹介
メッツ戦では“新球”ナックルカーブで2奪三振「7月以降のK/BBは26.0」
27日(日本時間28日)の敵地メッツ戦で8回5安打1失点7奪三振1四球と好投し、5勝目(6敗)を挙げたカブスのダルビッシュ有投手。この一戦では、通算345セーブのクレイグ・キンブレル投手から教わったというナックルカーブで相手を翻弄したが、地元記者はダルビッシュの現在の球種は10種類にも及ぶと伝えている。
MLB公式サイトのジョーダン・バスティアン記者はメッツ戦の後、ダルビッシュが“新球”ナックルカーブで2三振を奪ったこと、本人がキンブレルから1週間前に教わったと明かしたことをツイッターで報告。さらに、実際に三振を奪った場面の動画を添え、普段のカーブよりもスピードが速いこともレポートした。
その上で、「ということで、ダルビッシュは最近、フォーシーム、ツーシーム、カットボール、ハードカットボール、カーブ、スローカーブ、ナックルカーブ、スライダー、スプリット、チェンジアップを投げる。そして、彼の7月以降のK/BB(奪三振数÷与四球数)は26.0だ」とツイートしている。現在のダルビッシュの球種はなんと10種類もあるというのだ。このつぶやきをダルビッシュ本人もリツイートしている。
後半戦は9試合に登板して3勝2敗、防御率2.93、55回1/3で72奪三振、3四球、被打率.201、被OPS(出塁率+長打率).642とまさにエースの働き。七色の球種を超える“十色の球種”で、2016年以来の世界一を目指すカブスのキーマンになりそうだ。
(Full-Count編集部)