プホルス独占インタ 子供のスポーツ離れに懸念「勝敗よりも大切なものがある」

プホルスの願いとは…「子供たちがスポーツを楽しめる、そんな環境を」

 メジャー19年、39歳となった今でも現役野球選手としてプレーし続けているのは、野球を愛する心があるからこそ。自分が野球をプレーし続けたからこそ得た経験、仲間、喜びなどを、子供たちにもぜひ味わってほしいという想いがある。

「僕は今でも胸を張って、野球を愛していると言える。もちろん、辛いことも悔しいことも経験した。それでも、野球を愛する気持ちは子供の頃から変わっていない。将来、プロ選手にならなくても、子供の頃にスポーツをした経験は必ず社会で生きるし、趣味として続けることもできる。こういう機会を子供から奪ってしまってはいけない。もう一度、子供たちがスポーツを楽しめる、そんな環境をみんなで取り戻していきたいんだ」

 子供にとってのスポーツとは何なのか。もう一度、大人は考え直してみるべきかもしれない。

(佐藤直子 / Naoko Sato)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY