ヤンキース傘下3A加藤豪将、決勝の10号満塁弾! 完璧本塁打に地元ファン大喝采
19試合ぶりの一発は値千金の決勝満塁弾、加藤は打った瞬間に“確信歩き”
ヤンキース傘下3Aスクラントンの加藤豪将内野手が8月31日(日本時間1日)、本拠地でのブルージェイズ傘下3Aバッファロー戦に「7番・遊撃」でスタメン出場し、19試合ぶりの一発となる10号満塁弾を放った。スクラントンは公式ツイッターで動画を公開。球場が喝采に包まれる様子も収められている。
2試合連続安打中だった加藤は、2点リードで迎えた2回先頭で四球。その後、味方のタイムリーで生還し、チーム3点目のホームを踏んだ。しかし、スクラントンは3回に同点に追いつかれると、5回には1点を奪われて勝ち越しを許す。加藤は4回無死一塁の場面では見逃し三振に倒れた。
しかし、5回に魅せる。ヒガシオカの犠飛で同点に追いつき、2死満塁の絶好機で迎えた第3打席。左腕パノーンに1ボール2ストライクと追い込まれてから2球ファウルで粘ると、6球目を完璧に捉えた。打った瞬間にそれと分かる満塁弾。加藤は“確信歩き”で打球を見送り、ガッツポーズを繰り出す地元ファンの大歓声の中でダイヤモンドを1周した。
7回の第4打席は三邪飛に倒れたものの、スクラントンはそのまま9-4で勝利。加藤は3打数1安打4打点2得点の活躍でチームを勝利に導いた。
今季、3Aの通算成績は80試合出場、打率.275、10本塁打、43打点、OPS(出塁率+長打率).807となった。