【U-18W杯】韓国、8点リードから5点追い上げられるも…カナダに勝利で2勝1敗、A組は混戦に

優勝候補の一角と見られているU18韓国代表【写真:荒川祐史】
優勝候補の一角と見られているU18韓国代表【写真:荒川祐史】

KTウィズにドラフト指名されたサブマリン右腕は6回途中3失点

■韓国 8-5 カナダ(1日・機張)

 韓国・機張(きじゃん)で行われている「第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」は1日、オープニングラウンド第3戦が行われ、A組に入っている開催国の韓国はカナダに8-5で勝利した。前日のオーストラリア戦に0-1で完封負けを喫し、1勝1敗に。開幕2連勝を飾ったカナダに敗れればスーパーラウンド進出に黄信号が灯るところだったが、底力を見せた。

 韓国は初回に一挙6点を奪取。3、4回にも1点ずつを奪い、8-0とリードを広げた。

 先発のリ・カンジュンは、ドラフトで韓国プロ野球のKTウィズに指名されたサブマリン右腕。キレのあるボールでカナダ打線を翻弄し、5回まで無失点に抑えた。6回につかまり、5回1/3を8安打3失点で降板したものの、ゲームを作った。

 5回途中からは継投策に入り、8回には1点を返されてなおも1死満塁のだったが、遊直ダブルプレーで3アウト。9点にも1点を失ったものの、最後は2死二、三塁のピンチを切り抜けて逃げ切り、2勝1敗とした。カナダと同じ2連勝だったニカラグアも2敗だったオランダに敗れ、A組は混戦模様となっている。

 B組の侍ジャパンU-18代表はスペイン、南アフリカを下して開幕2連勝。1日18時から、同じく2連勝のアメリカと“優勝候補対決”に挑む。

【動画】侍ジャパンの“天敵”になる可能性も…? プロ入りが内定している韓国サブマリン右腕の“エグい”投球

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