トラウト「とてもクール」 Aロッド超えの史上最年少「200発&200盗塁」
「275本塁打以上&200盗塁以上」はメイズ、ストロベリーに続いて史上3人目
■エンゼルス 10-4 Rソックス(日本時間1日・アナハイム)
エンゼルスのマイク・トラウト外野手が8月31日(日本時間1日)、本拠地レッドソックス戦で3打数1安打2四球1得点2打点と活躍。10-4での逆転勝利に貢献した。2回には今季11盗塁目をマーク。史上最年少で「通算200本塁打&200盗塁」を達成した。
トラウトは1点を追う2回2死一、二塁の場面で右前に運ぶ同点タイムリーを放つと、続くグッドウィンの打席で二盗を決めた。これが節目の通算200盗塁目。チームが1点を追う8回に7点を奪って鮮やかな逆転勝利を飾ったこともあり、試合後には「とてもクールだ。しばらく盗塁できていなかったから、達成できて嬉しいよ。チャンスがあれば、盗塁を試みるようにしている」と上機嫌で振り返った。
通算283本塁打を誇るトラウトだが、27歳シーズンでの「275本塁打以上&200盗塁」は史上初。28歳24日での「200本塁打&200盗塁」到達はアレックス・ロドリゲス氏の29歳31日を抜いて史上最年少記録となった。2桁本塁打&2桁盗塁は2012年から続けており、メジャーデビューから9シーズンでの「275本塁打以上&200盗塁以上」はウィリー・メイズ、ダリル・ストロベリーに続いて史上3人目の快記録となった。
メジャーNO1プレーヤーとして、トラウトは結果を残し続けている。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)