ナショナルズ20歳がナ・リーグ63年ぶり偉業 20歳以下での30本塁打到達

ナショナルズのファン・ソト【写真:Getty Images】
ナショナルズのファン・ソト【写真:Getty Images】

米「CBSスポーツ」は「球界全体で見ても現在若手で最高の打者」

■ナショナルズ 7-0 マーリンズ(日本時間1日・ワシントン)

 ナショナルズのフアン・ソト外野手が63年ぶりの偉業を成し遂げた。8月31日(日本時間9月1日)の本拠地マーリンズ戦で今季30号のソロ本塁打を放ち、1956年のフランク・ロビンソン以来となる20歳以下で30本塁打以上を放った選手となった。

 この日、「4番・左翼」でスタメン出場したソト。初回の第1打席でロペスから左翼スタンドへ突き刺すソロ本塁打を放った。これが今季30本目の本塁打。20歳のスラッガーが金字塔を打ち立てた。

 米メディア「CBSスポーツ」電子版は「ナ・リーグではファン・ソトがフランク・ロビンソン以来初となる、21歳を迎える前にシーズン30本塁打を記録した選手になった」とレポート。20歳以下での30本塁打は、ナ・リーグでは1956年のフランク・ロビンソン以来の快挙だという。

「彼のように19歳でメジャーリーグに届いたということだけ見ても、彼の将来が素晴らしいものになるという兆候であろう。そして、ソトは現在の時点でも素晴らしい。ロナルド・アクーニャJr.の方がより幅広いスキルを備えている一方で、打撃に関して言えばフアン・ソトが球界全体で見ても現在若手で最高の打者と言えるだろう」と記事ではソトの打撃成績を絶賛していた。

 ナショナルズの公式ツイッターでは、過去に20歳以下で30本塁打以上を放った選手を紹介。「2019年フアン・ソト 2012年マイク・トラウト 1996年アレックス・ロドリゲス 1965年トニー・コニグリアロ 1956年フランク・ロビンソン 1939年テッド・ウィリアムズ 1929年メル・オット」と伝えていた。

(Full-Count編集部)

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