菊池雄星、5回3失点1K無四球も打線が援護 6勝目の権利持ち79球で降板
打線が初回に4点を奪うなど援護、防御率5.36に
■レンジャーズ – マリナーズ(日本時間2日・アーリントン)
マリナーズの菊池雄星投手は1日(日本時間2日)、敵地レンジャーズ戦に先発し、5回6安打3失点1奪三振無四球で6勝目の権利を持ってマウンドを降りた。初回に4点を奪った打線の援護に守られ、4点のリードを守って降板。勝てば、自身初の完封勝利を飾った8月18日(同19日)の敵地ブルージェイズ戦以来となる。
マリナーズは初回にいきなり4点を先制。援護をもらってマウンドに上がった菊池はその裏、ヒット2本と死球で1死満塁のピンチを招くと、オドルの一ゴロの間に1点を返された。
2回は先頭カイナーファレファに中前打を許したが、後続を断って無失点。直後の3回、マリナーズはマーフィーとボーゲルバックの2者連続弾で2点を追加した。しかし、菊池はその裏にアンドラスに中前打を許すと、暴投で二塁に進め、ソラクに適時三塁打を浴びる。さらに、オドルの遊ゴロの間に1点を失い、3点差に迫られた。
4回は先頭カイナーファレファにまたも中前打を浴びたが、マシスを二ゴロ併殺打に仕留めるなど無失点。すると、打線は5回にもビショップの押し出し四球で1点を追加する。菊池は5回は3者凡退に抑え、勝利投手の権利を手にした。
菊池はここで降板。この日は79球を投げてストライクは48球。防御率5.36となった。
(Full-Count編集部)