広島がエルドレッドの引退&駐米スカウト就任発表 15日ヤクルト戦で引退セレモニー
「これからもずっとカープの家族の一員でいられることを誇りに思っています」
広島は4日、昨季まで在籍していたブラッド・エルドレッド内野手の現役引退、駐米スカウト就任を発表した。日本球界復帰を希望していたものの、獲得球団はなく、ユニホームを脱ぐことを決意。9月15日のヤクルト戦で引退セレモニーが実施される。
タイガースなどを経て2012年途中に広島に入団したエルドレッド。2014年には37本塁打を放って本塁打王を獲得するなど、7シーズンに渡って広島でプレーし、チームの3年連続セ・リーグ優勝に貢献した。“ママチャリ”で広島市内を移動する姿は有名でファンに愛された助っ人だった。
広島は公式ホームページ上でもエルドレッドのコメントを発表。広島を愛し、広島に愛された助っ人は「広島東洋カープの一員として引退できることは大変名誉なことです。私と家族にとって、思い出深い7年間にしてくださったチームメイト、監督、コーチ、スタッフ、球団職員、特にファンの皆様と一緒に日本で引退を祝えることをとても幸せに思っています。広島東洋カープの選手でいられたことを私はとても恵まれていたと感じており、これからもずっとカープの家族の一員でいられることを誇りに思っています。近日、皆様とお祝いできることを楽しみにしています」とコメントしている。
(Full-Count編集部)