年俸22.5億円の“不良債権化”外野手は「制限ないトレーニングに…」 ヤ軍負傷者の現状

大谷と新人王を争ったアンドゥハーも今季絶望「来春キャンプには間に合うかも」

 また昨季、大谷翔平投手(エンゼルス)と新人王を争ったミゲル・アンドゥハー内野手も今季は12試合に出場したのみ。MLB公式サイトは、こちらも復帰見込みを「2020年」として、5月20日(同21日)に受けた右肩の手術により、残りのシーズン全休となったことに言及。さらに、今月9日(同10日)に投球練習の再開が許可されて、オフの間もトレーニングを続けていくため「(来年の)スプリングトレーニングには間に合うことになるかもしれない」と予想している。

 一方で、予想以上に離脱が長引いているセベリーノはプレーオフに間に合う見込み。記事では、右肩の炎症とグレード2の右広背筋の張りでシーズンのほとんどを棒に振っているとした上で、9月1日(同2日)に3Aでリハビリ登板したことを紹介し「セベリーノの次の登板予定は2Aトレントンでの9月6日(同7日)の試合となっている」としている。復帰見込みは「9月」となっており、階段を上がっている段階だ。

 さらに、6月25日(同26日)の試合で三塁にヘッドスライディングした際に右膝の後十字靱帯を損傷したスタントンは、今月3日(同4日)にヤンキースタジアムでデリン・ベタンセスと実戦形式で対戦し、その後にリハビリの次の段階に移るためにマイナー施設のあるタンパに移動したという。こちらは、本人がプレーオフの前に2週間ほど打席に立つと語っているといい、復帰見込みは「9月後半」となっている。

 主力に負傷者が続出しながら、2009年以来の世界一へ突き進むヤンキース。エルズベリーやアンドゥハーは間に合わないようだが、プレーオフで絶大な勝負強さを発揮する田中将大投手らの活躍で頂点まで駆け上がりたいところだ。

(Full-Count編集部)

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