日本ハム宮西がパ記録の12年連続50試合以上登板 レジェンド左腕の足跡を振り返る
入団1年目からフル回転、キャプテンも務めたチームの精神的支柱
日本ハムの宮西尚生投手が4日、ルーキーイヤーから12年連続の50試合登板を達成した。積み上げた記録は12年連続50試合以上登板(パ・リーグ記録)、332ホールド、365ホールドポイント(ともに世界記録)。多くの記録を打ち立てた左腕の歴史を振り返る。
【1年目】2008年 50試合 8ホールド 45回1/3 25奪三振 防御率4.37
関西学院大学からドラフト3位で日本ハムに入団。開幕1軍をつかみ取り、中継ぎ左腕が不足するチーム事情もあって1年目ながらフル回転した。
【2年目】2009年 58試合 13ホールド 46回2/3 55奪三振 防御率2.89
夏場にインフルエンザによる離脱があったが、58試合登板を果たしてリーグ優勝に貢献した。
【3年目】2010年 61試合 23ホールド 47回2/3 49奪三振 防御率1.70
前年に続いて夏場に離脱するも、チーム最多の61試合に登板。初めて防御率1点台を記録した。
【4年目】2011年 61試合 14ホールド 53回 56奪三振 防御率2.21
2年連続でチーム最多登板録。防御率1点とはならなかったものの2.21と安定感を示した。
【5年目】2012年 66試合 39ホールド 60回 56奪三振 防御率2.25
自己最多の66試合に登板。勝利の方程式の一角を担い、ホールド数は自己最多の39。3年ぶりのリーグ優勝に大きく貢献した。
【6年目】2013年 57試合 30ホールド 46回2/3 39奪三振 防御率1.74
リーグ2位の30ホールドを挙げた。防御率は1.74と3年ぶりに1点台を記録した。
【7年目】2014年 62試合 41ホールド 50回 46奪三振 防御率2.16
主にセットアッパーとして62試合に登板。チームの中継ぎ陣では2位の防御率をマークし、自己最多の41ホールドを挙げた。