ロッテ井口監督、初完封の西野を称賛「いいピッチング」前夜ノーノーの屈辱晴らす
前日無安打の打線も4回に2点を先制、5回にはマーティンが2ラン
■ロッテ 4-0 ソフトバンク(7日・ヤフオクドーム)
ロッテが先発の西野勇士投手のプロ入り初完投初完封の快投で、前日の屈辱を晴らした。7日、敵地ヤフオクドームでのソフトバンク戦。4点の援護を貰うと、右腕はソフトバンク打線を4安打に封じる快投を見せた。前日ノーヒットノーランを喫した屈辱を晴らし、井口資仁監督も「いいピッチングでしたね」と右腕を称えた。
5回に中村奨の適時打、井上の犠飛で2点を先行すると、6回には敗戦に直結する2つの失策を犯したマーティンが11号2ラン。この4点のリードを西野が1人で守り抜いた。4安打無失点。5回以降は1人の走者も許さずに114球で投げ抜いてプロ初完投初完封を達成した。
初戦を落としたものの、2戦目を勝利した指揮官は「コントロールがしっかりしていて、早いカウントでどんどん勝負していった」と力投した右腕を称賛。さらに「今日は先制するのが大事だと思っていた」と 、前日ノーヒットに終わりながら、先制点を奪い取って西野を援護した打線を褒めていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)