大谷、二刀流復活の来季も先発&DH GMが外野や救援での起用否定「妨害に過ぎない」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

DH出場→オフ→先発登板→オフ→DH出場、エプラーGM「合理的な想定だと思う」

 昨年10月に受けた右肘手術の影響で今季は指名打者一本でのプレーとなっているエンゼルスの大谷翔平投手。来季の二刀流完全復活に期待が高まる中、エンゼルスのビリー・エプラーGMは先発投手と指名打者という従来プランの継続を明言。「外野やリリーバー起用は妨害に過ぎない」と断言している。米ラジオ局「Radio.com」の番組「ビッグ・タイム・ベースボール」で語った。

 来季に復活する二刀流・大谷をいかに最大限活用するか――。プレーオフ出場を目指すエンゼルスにとっても重要なテーマについて、強化責任者のエプラー氏が口を開いた。

「彼はまだかなりの若手なんだ。24歳(実際には25歳)だ。誰もが若手に対して、色々変わりやすい意見を持ちたがることは理解している。彼は手術から復帰することになる。だからこそ、できるだけ変わらずに、慣れたやり方を続けていきたい。それは彼を先発ローテーションに留めることにある。日本や昨季前半戦で慣れ親しんだ、1週間に1度の登板を続けることになる」

 トミー・ジョン手術から投手として順調なリハビリを続けている大谷。スラッガーとしての能力を最大限生かすために、フランク・トーマス元内野手ら専門家から打者専念論の声も上がっているが、先発投手としての起用を継続することを、エプラーは明言している。

「週に4試合、指名打者としてプレーするというのが、合理的な想定だと思う。DHの期間が過ぎれば、1日休養し、先発する。そして、1日オフをとる。そこからまたDHだ」

外野や救援で起用の声も上がるが…「そういう意見は単なる妨害に過ぎない」

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