大谷翔平、10打席連続ノーヒット エ軍は完敗で“終戦”、PO進出が完全消滅
3打数無安打で9回途中に交代、エンゼルスは5年連続でPO進出ならず
■インディアンス 8-0 エンゼルス(日本時間11日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は10日(日本時間11日)、本拠地インディアンス戦に「3番・DH」で5試合連続スタメン出場し、2打数無安打1四球で9回途中に交代した。8日(同9日)のホワイトソックス戦の第1打席でヒットを放ってから、10打席連続ノーヒット。0-8で完敗したエンゼルスは、試合終了を待たずに今季のプレーオフ出場の可能性が完全に消滅した。
大谷は初回、1死一塁で打席に立つと、ルーキー右腕プリーサックの93マイル(約150キロ)の直球を弾き返したが、左翼へ高々と舞い上がった打球はフェンスまでは届かず左飛。4回先頭の第2打席は四球を選ぶも、続くアップトンが遊ゴロ併殺打で得点にはつながらなかった。
第3打席は6点を追う6回2死一塁で左邪飛。8点差がついた9回に“二刀流”のウォルシュが一塁からマウンドに上がり、エンゼルスはDHを解除してボーアを一塁に入れたため、大谷は10打席連続無安打のまま交代となった。エンゼルスはプリーサックにメジャー初完封を許した。
この日、ワイルドカード争いで2位のアスレチックスがアストロズに21-7で圧勝。地区首位のアストロズと28ゲーム差の4位で、すでに優勝の可能性が消滅していたエンゼルスは、アスレチックスが勝ったことでワイルドカードゲーム進出の可能性も完全に消滅。5年連続でプレーオフ出場を逃した。
大谷も昨季に続いてプレーオフ出場はならず。今季成績は105試合出場で打率.288、17本塁打、61打点となった。
(Full-Count編集部)