鷹、3回まで7安打、2度の満塁絶好機も無得点… 西武十亀が粘投

ソフトバンク戦に先発している西武・十亀剣【写真:荒川祐史】
ソフトバンク戦に先発している西武・十亀剣【写真:荒川祐史】

2回、3回には2死満塁のチャンスを作るも、生かせず

■西武 – ソフトバンク(12日・メットライフ)

 ソフトバンクが、あと1本が出ずに苦しんでいる。12日、敵地メットライフドームで行われた西武戦。勝ったチームにマジックが点灯する大一番で、初回から3イニング連続で得点圏に走者を出し、2度は満塁の好機を掴みながら、1点も奪えなかった。

 初回、1死から今宮が右越えの二塁打を放って出塁。続くグラシアルの左前安打で今宮が一気に本塁を狙ったが、左翼・金子侑の好返球に刺されて先制のチャンスを逃した。

 2回には2死から中村晃、内川、甲斐の3連打で2死満塁のチャンスを作ったが、この日1番に起用された明石が一ゴロに凡退。3回も先頭の今宮が四球で出塁すると、デスパイネの左前安打、松田宣の遊撃内野安打で、2イニング連続で2死満塁のチャンスを作ったが、中村晃は右飛に倒れ、またも得点を奪えなかった。

 3回まで7安打1四球、8人の走者を出しながらも、あと1本が出ずに嫌な空気が漂っている。西武先発の十亀は3回を投げて7安打を浴びながら無失点と粘りの投球を見せている。

(Full-Count編集部)

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