西武、試合中に鷹を“挑発” ビジョンに最終戦メッセ「来月お待ちしております」
7回のソフトバンクの攻撃前にLビジョンでメッセージ
■西武 – ソフトバンク(12日・メットライフ)
西武が12日、本拠地メットライフドームでのソフトバンク戦で、7回表のソフトバンクの攻撃前にLビジョンに“挑発”メッセージを掲出した。
2017年から各チームとの本拠地最終戦の際にはビジターファンに向けてメッセージを掲出している西武。この日がソフトバンクとの最終戦ということもあり、「今シーズンもメットライフドームへご来場いただきありがとうございました。これまで数々の首位攻防戦を繰り広げてきたパ・リーグ伝統の一戦。ライオンズの黄金期を支えた工藤監督、そして福岡という土地にはとても想い入れが深く、福岡ソフトバンクホークスと今年も再び首位攻防戦を繰り広げられることを嬉しく思います。」とソフトバンクファンを労うコメントがビジョンに流れた。
さらに「我々は昨年の悔しさを忘れていません。今年こそ栄光をつかみ獲るべく、全力で挑みます!ぜひ共にパ・リーグを、そして野球界を盛り上げていきましょう!」と、パ・リーグの1位、2位として2年連続で優勝を争うライバルとの互いの健闘を誓った。
しかし、最後には痛烈な“挑発”も忘れない。「追伸 来月、ここメットライフドームでホークスファンの皆様をお待ちしております」と、優勝したチームの本拠地で行われるクライマックスシリーズファイナルステージへ進出することを”宣言”。事実上の2連覇宣言に、ライオンズファンからは歓声と拍手が沸き起こった。
この日の試合は勝った方に優勝マジックが点灯する大一番。6回まで0-0と緊迫した試合展開が続いている。
(安藤かなみ / Kanami Ando)