ダルビッシュ、14Kの快投にマドン監督べた褒め「自由自在に投球できている」

敵地でのパドレス戦で今季6勝目を挙げたカブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】
敵地でのパドレス戦で今季6勝目を挙げたカブス・ダルビッシュ有【写真:Getty Images】

6回を投げて18個のアウトのうち14個を三振で奪う

■カブス 4-1 パドレス(日本時間13日・サンディエゴ)

 カブスのダルビッシュ有投手が12日(日本時間13日)、敵地パドレス戦で先発し、今季6勝目をマークした。序盤から“奪三振ショー”を展開。6回を投げて18個のアウトのうち14個を三振で奪う圧巻の投球で勝利投手となり、試合後、ジョー・マドン監督も「彼のパフォーマンスに関して悪いところは微塵もなかった。素晴らしかった」と大絶賛した。

 初回を3者凡退に打ち取ると三振の山を築いた。2回はパドレスの中軸を3者連続三振。3回に初安打を許したが、難なく無失点に切り抜けると、4回1死から5回2死にかけても3者連続三振。5回は2つの四球を与えたものの、3つのアウト全てが三振だった。6回には先頭のガルシアに三塁打を浴びたが、そこから3連続三振。14奪三振無失点の快投でリリーフに繋いだ。

 リリーフ陣もリードを守り抜いてカブスは勝利。ワイルドカード争う中で連敗を2で止めた。マドン監督も大事な1勝を呼び込んだダルビッシュを称賛。

「彼のパフォーマンスに関して悪いところは微塵もなかった。素晴らしかった。彼は今日2四球だった。これは彼にとって実に稀なことだ。ストライクを投げ、三振を奪い、スピードにも強弱をつけることにおいて、彼は非常に優れている。右打者、左打者に関係なく、カウントがいくつだろうが、現在の彼はマウンド上で自由自在に投球できている」と賛辞の嵐だった。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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