ダルビッシュ、防御率3点台に 14奪三振に同僚も脱帽「彼はアンビリーバブル」
負けられないカブスを勝利に導く快投「カブスが心底必要としていたものを与えた」
■カブス 4-1 パドレス(日本時間13日・サンディエゴ)
12日(日本時間13日)の敵地パドレス戦で6回2安打無失点と快投し、今季6勝目(6敗)を挙げたカブスのダルビッシュ有投手。自己最多にあと「1」と迫る14奪三振をマーク。チームを4-1の勝利に導く圧倒的な投球に称賛の声が続々と上がっており、同僚も「彼はアンビリーバブル」と脱帽している。
MLB公式サイトでは、この試合について「カブスはワイルドカード争いで遅れを取らず、ダルビッシュは14奪三振」との見出しで速報。現在、ワイルドカード争いで同地区のブルワーズと並んで出場圏内の2位につけるカブスに勝利をもたらしたことを絶賛している。
記事では「ダルビッシュは必要としていた勝利をカブスに与えた」と指摘。「ダルビッシュはカブスが心底必要としていたものを、他にも2つ与えた」として、「投球回数と支配力」でチームに大きく貢献したと伝えている。
さらに、地元テレビ局「NBCシカゴ」は「カブスがパドレスを倒してシリーズをタイ(2勝2敗)にするなかで、ダルビッシュは14奪三振」と報じ、「最初の3回でダルビッシュがパドレスを圧倒した」とレポート。この日は、3回までを1安打無失点6奪三振と快投し、最高のスタートを切っていた。
後半戦に入って圧倒的な投球を続けるダルビッシュに同僚も絶大な信頼を寄せている。地元紙「シカゴ・サンタイムズ」によると、主砲のリゾは「彼はアンビリーバブルだ」と話したという。防御率も3.97と3点台に突入。プレーオフ進出へ向けて負けられない戦いが続くカブスで“エース”としての役割を果たしている。
(Full-Count編集部)