西武、秋山20号でパ史上7度目20発クインテット完成 “純国産”では史上初
残りの打席で三塁打が出ればサイクル安打「松本航が頑張っていたので」
■西武 – ロッテ(13日・メットライフ)
西武の秋山翔吾外野手が13日のロッテ戦(メットライフ)で5回に2番手・酒居から右越え2ランを放ち、3年連続の20本塁打を達成した。秋山はここまで単打、二塁打、本塁打を記録しており、残りの打席で三塁打が出ればサイクルヒット達成となる。
4点リードの6回、2死一塁から酒居のスライダーを右翼スタンド中段に運んだ秋山。この一発で2017年から3年連続の20号に乗せた秋山は「(先発の)松本航が頑張っていたので、追加点になる1本が出てよかったです」と喜んだ。
秋山の20号2ランで、チーム20本塁打以上の選手が山川、中村、外崎、森に次いで5人目となった西武。パ・リーグでチーム20本塁打以上の選手が5人以上となるのは、2008年に西武の中村、ブラゼル、G.G.佐藤、中島、ボカチカが達成して以来11年ぶり7度目。2008年の西武はリーグ優勝を果たし、その後日本一に輝いている。過去6球団は少なくとも助っ人1選手が入っており、“純国産”での達成は史上初となった。
(安藤かなみ / Kanami Ando)