巨人初の「ブルペンデー」 先発・澤村は3回完璧投球、6奪三振の快投で降板

巨人初の「ブルペンデー」、先発の澤村が3回を完全投球
巨人初の「ブルペンデー」、先発の澤村が3回を完全投球

鈴木は150キロのフォークで空振り三振、打者9人を完璧に抑える快投

■巨人 – 広島(14日・東京ドーム)

 巨人は14日、東京ドームでの広島戦で「ブルペンデー」を初めて採用し、澤村拓一投手が先発。3回無安打無失点6奪三振、打者9人を完璧に抑える快投で役割を果たし、代打を送られて降板した。

 澤村の先発は今季2度目。まずは先頭の西川を148キロのフォークで空振り三振に仕留めると、菊池涼は138キロのスライダーで遊邪飛に打ち取った。セ・リーグ首位打者の鈴木は150キロのフォークで空振り三振。3者凡退の快投でスタートを切った。

 2回もマウンドに上がると、松山は154キロの直球で空振り三振。長野は152キロの直球で三ゴロに仕留め、メヒアも155キロの直球で空振り三振と2回まで6打者連続凡退の快投。4奪三振とカープ打線を圧倒した。

 その裏、巨人は広島ジョンソンから無死一、二塁とチャンスを作るも、大城は空振り三振、炭谷は遊ゴロ併殺打で先制はならず。澤村は3回も続投。先頭の小園は150キロの直球で左飛、石原は147キロのフォークで空振り三振、ピッチャーのジョンソンは3ボールとしたものの、最後は151キロの直球で空振り三振。3回まで1人の走者も出さず、6三振を奪う圧倒的な投球を見せた。

 澤村はその裏の打席で代打に石川を送られて降板。完璧な投球で流れを作り、4回からは高木が2番手としてマウンドに上がった。巨人は優勝へのマジックを「6」としている。

(Full-Count編集部)

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