大谷、2年連続の“離脱”を「エ軍は望んでなかっただろう」 米メディアも嘆き
来季に向けて14日に残り15試合を残して左膝の「分裂膝蓋骨」の手術
エンゼルスの大谷翔平投手は13日(日本時間14日)、ロサンゼルス市内の病院で左膝の「分裂膝蓋骨」の手術を受けた。昨年は右肘にトミー・ジョン手術を受けていたが、米メディア「NBCスポーツ」はこの2年連続の怪我に悲しみの声を挙げている。
記事では大谷が今季5月7日にトミー・ジョン手術のリハビリから復帰し、今季は18本塁打62打点、打率.286だったと紹介。昨年のトミー・ジョン手術はレギュラーシーズン最終戦の翌日に行われたが、今回はシーズン終了を待たず、15試合を残してメスを入れた。
完治まで8週間から12週間を要する見込みとされており、エンゼルスのビリー・エプラーGMは、大谷が2~3週間で投球を再開できるようになり、来年のスプリングトレーニングを万全の状態で迎えられるとの見方を示していた。
記事では「エンゼルスは2017年12月にオオタニと契約したが、最初の2年間に怪我により離脱することになった。間違いなく彼やエンゼルスはMLBキャリアがこのように始まることを望んでいなかっただろう」と嘆いている。
確かに思い描いたような2年間とはならなかったかもしれないが、今回の手術は来季、二刀流での完全復活を目指しての前向きなもの。3年目のさらなる飛躍に期待したい。
(Full-Count編集部)