巨人は惜敗もDeNA敗れてマジック4 阪神はドラ1近本が盗塁王争いトップタイ
桜井が同点の6回に痛恨の押し出し四球
■阪神 2-1 巨人(16日・東京ドーム)
セ・リーグ首位の巨人は16日、本拠地で阪神に1-2で敗れた。しかし同2位のDeNAが敗れたため、優勝へのマジックナンバーは4となった。1-1で迎えた6回、先発の桜井が高山に勝ち越しの押し出し四球を与えた。
巨人は1回、福留に中前適時打を許して1点を先制された。しかし、4回2死一、三塁で小林が中前適時打を放ち同点に追いついた。
ところが6回、桜井が近本に左越え二塁打を浴びると、マルテ、糸原、高山に3連続四球を与えて2点目を献上した。中4日で先発した桜井は6回4安打2失点の力投も5敗目(8勝)を喫した。また、坂本勇が左飛に倒れた5回の打席の後に退いた。
阪神はドラフト1位ルーキー近本が2安打2得点2盗塁の活躍。1回に四球で出ると二盗に成功し、福留の中前打で生還。6回には左越え二塁打を放ち、三盗を決めて高山の押し出し四球で2点目のホームを踏んだ。7回にも中前打を放ち、今季の安打数はセ・リーグ新人歴代単独2位の150本に。セ・リーグ記録の巨人・長嶋茂雄の153本(1958年)にあと3本に迫った。盗塁数は33となり、ヤクルト山田哲に並んでリーグトップに立った。
(Full-Count編集部)