田中将大、PSは先発4番手&イニング限定? 指揮官「少しばかり型破りなやり方で…」
ブーン監督は「伝統的な起用法となる先発投手はパクストンだけかも」と示唆
ポストシーズンでメジャー史上歴代5位の防御率1.50を記録しているヤンキースの田中将大投手。大舞台での強さに定評が高いが、アーロン・ブーン監督は「伝統的な起用法となる先発投手はパクストンだけかもしれない」と示唆。今季不安定な日本人右腕について、先発4番手でイニング数限定登板となる可能性を示唆している。米誌「スポーツ・イラストレイテッド」が報じている。
2009年以来のワールドシリーズ制覇を目指すヤンキース。ブーン監督は10月に栄光を勝ち取るための秘策の一端を明らかにしたという。
「我々は少しばかり型破りなやり方で行くことになる。伝統的な起用法となる唯一のスターターはパクストンだけかもしれない」
指揮官はこう語ったという。今季は14勝6敗、防御率3.88で唯一の3点台を記録している左腕パクストンだけが、できるだけ長いイニングを託す方針。それ以外の先発投手は守護神アロルディス・チャップマン、ザック・ブリトンらメジャー最強と呼ばれるブルペンにつなぐための限定回数になるという。
「伝統通りなら、先発投手はできるだけ長いイニングを投げることをブーンは意味している。その代わり、ニューヨークは先発投手と6人の鍵となるリリーバーで全試合のシナリオを構成する準備がある」と記事では報じている。