急死したエ軍スカッグス 死因の一つになった薬物の入手先を米麻薬取締局が捜査
当局は米国で中毒死者が続出しているフェンタニルに着目
7月1日(日本時間2日)に遠征先のテキサス州ダラスのホテルで急逝したエンゼルスのタイラー・スカッグス投手。医療用麻薬オピオイド系薬物やアルコールなどの摂取後に嘔吐物で窒息死したことを受け、アメリカ麻薬取締局はスカッグス投手の体内から見つかった薬物の入手先を捜査していると、2つの関係筋が、ESPNのTVショー「アウトサイド・ザ・ラインズ」で語った。
これまでの検視結果で、スカッグス投手の死因はオピオイド系薬物のフェンタニルとオキシコドンをアルコールと併用したことであると判明している。
この関係筋によると、麻薬取締局が着目しているのは米国で中毒死者が続出しているフェンタニル。ベテランの麻薬取締局職員によると、フェンタニルが関連する場合は通常、調査が行われるという。
現在のところ、スカッグス投手の死に関連して公式に名前が出ているエンゼルスの球団関係者はいない。また、調査で、ターゲットにされている人物もいないという。
(Full-Count編集部)