オリックス岸田、球団は功労者としてポスト用意 「勿論、チームに残ってもらう」
岸田は会見で「少しでも恩返ししたい気持ちはある」
オリックスの岸田護投手が19日、京セラドームで会見を行い、今季限りでの引退を表明。オリックス一筋、プロ14年目の右腕に球団関係者は「勿論、チームに残ってもらう」と、何らかのポストを用意することを明かした。
岸田はプロ14年で先発、リリーフとして通算432試合に登板し44勝30敗、63ホールド、63セーブの成績を残し、多くの若手からも慕われ兄貴分としてチームを支えてきた。
これまでの功績を称えた右腕に球団関係者は「勿論、チームに残ってもらう。役割はまだ決まっていないが功労者ですから。若手らここまで投手陣をまとめてくれたのは岸田のおかげ」と、球団として何らかのポストを用意していることを明かした。
岸田自身も会見で「少しでも恩返ししたい気持ちはある。年を取ってくるとそういう気持ちが出てくるもんですね」と語っていた。
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)