前田健太、ヤンキースとのWSを望む 同級生対決実現へ「将大と戦えたらベスト」
ロッキーズ戦に2番手で登板し、1イニングを無失点リリーフ
■ドジャース 12-5 ロッキーズ(日本時間21日・ロサンゼルス)
ドジャースの前田健太投手は20日(日本時間21日)、本拠地でのロッキーズ戦に2番手として登板して好リリーフを見せた。4点リードで迎えた7回を無安打無失点に封じ、ドジャースはロッキーズに勝利。今季99勝目をあげ、試合後は「まあ普通です。もう少し修正しないといけない部分はありますし、短いイニング投げるのに慣れていないので、そこで力を出し切れるように、短いイニングを投げることに慣れていかないといけないと思っています」と振り返った。
8-4とリードして迎えた7回、6回まで99球を投げていた先発のカーショーが1度はマウンドへ向かった。ここでロッキーズベンチが右のフエンテスを代打に送ると、ここでボブ・ゲレンベンチコーチがベンチを出て、前田への交代を告げた。右の代打を引き出すベンチの作戦だった。
前田はそのフエンテスを空振り三振に斬って取ると、続くストーリーには四球を与えたが、マーフィーを投ゴロ併殺打に打ち取り、結果的に3人で封じた。その裏、打順が回ったところで代打が送られて前田はお役御免に。1回を投げて無安打無失点の好救援だった。この回リードを広げてドジャースは快勝した。
既にナ・リーグ西地区優勝を果たしているドジャース。19日(日本時間20日)にはヤンキースが、同級生の田中将大投手の好投によりア・リーグ東地区優勝を決めた。お互いポストシーズンを勝ち進めば、ワールドシリーズでの日本人対決が実現する可能性があり、前田は「ヤンキースと、将大とワールドシリーズで戦えたら、それはベストだと思いますし、そうなれるように、勝てるように努力したいなと思います」と意気込んでいた。
(Full-Count編集部)