西武ニールに「MLB球団が興味」 米メディア注目「日本で新しい鍵を見つけたかも」
ニールがメジャー復帰を考えるなら…「先発の機会を与えてくれるオファーを優先するかも」
一方で、打たせて取るスタイルのニールの奪三振の少なさについては、9イニングあたりの奪三振数を示す「K/9」の数字を持ち出し、以下のように伝えている。
「30歳のニールはアジアでも継続して奪三振が少ないことにも言及するのが公平だろう。メジャーリーグで2016~2018年に85回2/3でK/9を3.89とした後、右腕はNPBの90回超でたった47奪三振としている。K/9はたった4.49である」
もっとも「しかし、彼は与四球(BB/9が1.43)と本塁打(HR/9が0.76)も少ない」とも指摘。9イニングあたりの与四球数、被本塁打数が少ないことはプラス材料とされており、「もしニールがオフにMLB球団からオファーを受けたら、先発の機会を与えてくれるオファーを優先するかもしれない」ともしている。メジャー31試合登板のうち先発は6試合のみの右腕だが、NPBで結果を残した「先発ローテーション投手」という立場で米国に戻りたがる可能性があるというのだ。
また一人、日本で結果を残した“逆輸入”投手が誕生することになるのだろうか。
(Full-Count編集部)