2年連続V逸の鷹・工藤監督「西武の勢い止められなかった」 日本一へ「最後まで戦う」

ソフトバンク・工藤監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・工藤監督【写真:藤浦一都】

西武に連覇を許す「勝たせてあげられなくて申し訳ない」

■楽天 4-2 ソフトバンク(24日・楽天生命パーク) 

 ソフトバンクは24日、敵地・楽天生命パークで楽天に2-4で敗戦。西武がロッテに勝ったため、2年連続V逸が決まった。1点リードの6回に千賀がウィーラーに逆転2ランを被弾。逆転負けを喫して西武に連覇を許し、工藤公康監督は「勢いを止められませんでした」と悔やんだ。

 4回にデスパイネの36号ソロで先制したソフトバンクだが、エース千賀がウィーラーに痛恨の逆転2ランを浴びた。7回には守備の綻びから2点を追加されてリードを広げられ敗戦。7月には8.5ゲーム差をつけていた西武に大逆転を許し、2年連続で優勝を逃した。

 工藤監督は「今季の西武は、打線の爆発力・得点力の高さ・粘り強さが特徴の野球。その勢いを止められませんでした」と敗戦の弁。さらに「ホークスは若手が台頭し、満身創痍でも全力プレーなど、選手は精一杯やってくれました。勝たせてあげられなくて申し訳ないです」としながら「CSファーストステージまでにコンディションを整え、日本一を目指して最後の最後まで戦いたいと思います」と誓った。

 昨年はCSファイナルで西武を破り、そのまま2年連続日本一に輝いた。その再現を狙う。

(Full-Count編集部)

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