パ2連覇・西武はチーム打率1位、防御率では最下位 強さのワケを読み解く
打撃各部門では西武の選手が上位にひしめく
その一方で、打撃各部門では西武の選手が上位にひしめいている。
〇打率
1位:森友哉(西).329
2位:吉田正尚(オ).325
3位:荻野貴司(ロ).315
4位:秋山翔吾(西).305
5位:銀次(楽).304
〇打点
1位:中村剛也(西)123
2位:山川穂高(西)120
3位:森友哉(西)105
4位:ブラッシュ(楽)95
5位タイ:外崎修汰(西)90
5位タイ:浅村栄斗(楽)90
〇安打数
1位:秋山翔吾(西)179
2位:吉田正尚(オ)164
3位:森友哉(西)162
4位タイ:荻野貴司(ロ)160
4位タイ:銀次(楽)160
〇本塁打
1位:山川穂高(西)43
2位:デスパイネ(ソ)36
3位:ブラッシュ(楽)33
4位タイ:浅村栄斗(楽)32
4位タイ:レアード(ロ)32
6位タイ:中村剛也(西)30
6位タイ:松田宣浩(ソ)30
〇盗塁
1位:金子侑司(西)41
2位タイ:源田壮亮(西)30
2位タイ:福田周平(オ)30
4位:荻野貴司(ロ)28
5位:周東佑京(ソ)25
6位:外崎修汰(西)22
注目すべきは盗塁数だ。金子、源田、外崎らが塁を奪うことが中村、山川、森ら打点ランキングトップ3の打点数に繋がっている。
このように極端な打高投低でシーズンを戦いぬいた西武。ただ、シーズン終盤は投手陣の頑張りが目立ち、逆転優勝の要因の1つにもなった。昨年はCSでソフトバンクに敗れ、日本シリーズ進出とならなかったが、今季は雪辱できるだろうか。
(広尾晃 / Koh Hiroo)