広島、今季最終戦に敗れCS進出決められず 3試合を残す4位阪神の結果待ちに
阪神が残り3試合全勝なら広島はCSに進めず
■中日 4-1 広島(27日・マツダスタジアム)
広島は27日、本拠地・中日戦に1-4で敗れ、クライマックスシリーズ(CS)進出を決めることはできなかった。先発ジョンソンは6回まで1失点の好投も、7回につかまり3失点。打線も1得点のみに終わった。勝てばCS進出が決まる一戦だったが、無念の敗戦。3試合を残す阪神が全勝すれば、CS進出の道が絶たれる。
初回は3者凡退に抑えたジョンソンだが、2回に平田に先制打を許す。それでも、その後は6回まで無失点の好投。中日先発・小笠原に抑えられていた打線は、5回に小笠原の暴投で同点に追いついたが、2点目は奪えない。
すると、ジョンソンは7回に2死三塁のピンチを背負い、木下拓に勝ち越しの適時二塁打を浴びる。さらに、代打・堂上には2ランを被弾。大島にもヒットを浴び、ここで無念の降板となった。
打線は終盤にチャンスを作るも、あと1本が出ず。70勝70敗3分の勝率5割でペナントレースの全試合を終えた。66勝68敗6分の4位阪神とは1ゲーム差に。3試合を残す阪神が全勝しない限りCS進出。阪神が全勝なら3位となり、広島はCSへの道を絶たれる。
(Full-Count編集部)