来シーズンは2人が2000安打に到達か? 日米で活躍の大ベテラン、リーグVの立役者…

西武・中村は大まくりで2000本安打達成の可能性も

 ソフトバンク・松田宣は昨年の不振を脱して安打数も増えたが、あと3年は一線で頑張らなければならない。青木は今季も打率.297、歴代選手の首位打者の座をキープしているが、37歳の青木にとってあと409本は大きい数字だ。ただMLBで774本打っており、すでに名球界入りしている。

 西武・中村は本塁打王6回の大打者だが、安打数では届かないと思われていた。しかし今季はあと1本でキャリアハイに並ぶ142安打。山川というライバルを得て復活した感がある。ここから盛り返して2000本を打つ可能性も見えてきた。

 このランキングにはないが、パ・リーグ一の安打製造機、西武・秋山は1405安打。8年連続100安打、5年連続170安打以上と大股で上位を追いかけている。坂本勇と同学年の31歳だが、このままいけば“先輩”をごぼう抜きして、2000本に到達しそうな様相だが、海外FA権を行使しMLB挑戦の可能性もある。そうなれば、2000本はお預けになるだろう。

 2000本という節目を、来年は何人の選手が迎えることになるだろうか。

(広尾晃 / Koh Hiroo)

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