中日根尾がデビューで甲子園大歓声 遊ゴロ処理も送球逸れて苦笑、併殺完成も

中日・根尾昂【写真:荒川祐史】
中日・根尾昂【写真:荒川祐史】

7回先頭・北條の打球がいきなり遊撃に飛ぶもアウトに仕留める

■阪神 – 中日(29日・甲子園)

 中日のドラフト1位ルーキー・根尾昂内野手が29日、敵地・阪神戦で1軍デビューを果たした。中日ファンだけでなく、阪神ファンからも歓声が上がる中、先頭打者の打球がいきなりショートに飛び、送球は逸れたもののアウトに仕留めた。

 根尾は27日に今季初めて1軍昇格。同日の広島戦で出番はなかったが、この試合は4点ビハインドの7回の守備から「2番・遊撃」で途中出場。高校時代に春夏連覇を果たした甲子園に名前がコールされると、場内は大歓声に包まれた。

 先頭・北條が又吉の初球を打つと、ボールはいきなり遊撃へのゴロに。難なくさばいた根尾だが、送球はやや逸れてしまう。それでも、一塁手の福田が北條にタッチしてアウト。いきなり飛んできた打球をさばいた根尾は、苦笑いを浮かべた。

 その後、阪神は大山の14号2ランで追加点を奪取。糸原の三遊間への打球には、根尾はグラブに当てながら捕球できずに二塁打に。高山は四球で一、二塁となるも、木浪はニゴロ。4-6-3と根尾も絡む併殺で3アウトとした。

(Full-Count編集部)

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