PO進出逃したカブス、通算333セーブのキンブレル不振が誤算も…「リスクは分かってた」
キンブレルをオフに獲得しなかったのは「ドラフト指名権を失いたくなかったから」
さらに、NBCスポーツは昨オフにキンブレルを獲得をしなかった理由についてはこう説明した。
「カブスはキンブレルとオフに契約することもできた。そうすれば、エプスタインがキンブレルの苦戦の要因として挙げた、通常のスプリングトレーニングができなかったということは起こらなかった。カブスはそうしなかった。なぜなら、カブスはキンブレルを獲得することで、64番目のドラフト指名権を失いたくなかったからである。シーズン半ばまで待ったことにより、大金の節約にもなっただろう」
クオリファイングオファーを受けた選手を獲得した際にドラフト指名権を失うことについては、他のチームにとっても“痛手”となるため、キンブレルは6月まで売れ残る結果となった。
記事では「カブスは64番目のドラフト指名権でUCLAの二塁手チェイス・ストランフを獲得した。ストランフに2019年プレーオフ進出を逃す価値があったかどうか、数年後に分かるだろう」とも指摘。キンブレル獲得を6月まで“先延ばし”したことで、結果的にカブスは“代償”を支払うことになったが、ストランフがスター選手となればファンの傷も癒えるかもしれない。
(Full-Count編集部)