ダルは「『ブー』を『ユー』に変えた」 米メディアが復活劇を特集、代理人の“秘話”も…
「リグレーフィールドの『ブーイング』を『ユーイング』に変えた」
ダルビッシュは今年のキャンプから通訳をつけずに米メディアに対応するようになったが、これも復活の要因の1つになったというのだ。また、ウルフ氏はオプトアウト(契約破棄)の可能性についても「彼はカブスでとても幸せに感じているんです。彼とはそのこと(オプトアウト)について話していません」と話したという。今季終了後に権利を行使することなくカブスに残留する可能性が高そうだ。
さらに、「ジ・アスレチック」は「今季、ダルビッシュは多くの新たな面を見せた」と指摘。シカゴのレジェンドであるジェイク・アリエッタ(フィリーズ)と対戦したこと、2017年ワールドシリーズで炎上したドジャースタジアムで登板し2-1で勝利したこと、オールスターブレーク後の最初の試合で先発したこと、ツイッターでカブスファンとシカゴメディアと議論を交わしたことなどを列挙し、31先発登板で「リグレーフィールドの『ブーイング』を『ユーイング』に変えた」と評価した。
後半戦に入ってからコントロールが劇的に改善し、前半戦の評価をガラッと変えてしまったダルビッシュ。来季はエースとして、日本人初のサイ・ヤング賞獲得にも期待がかかるシーズンとなる。
(Full-Count編集部)