大谷所属のエンゼルス、オースマス監督の去就は…米メディア「24時間以内に決まる」
複数メディアが今後に言及、今季72勝90敗に「酷い成績」
今季は72勝90敗でア・リーグ西地区4位に終わったエンゼルス。オフシーズンのテコ入れは必須だが、ここにきてブラッド・オースマス監督の今後について注目が集まっている。米メディアも続々と指揮官の今後について予想を立てている。
米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーモア」は「昨オフ就任したオースマス監督は、72勝90敗と酷い成績」と言及。様々な記者の報道を紹介する形で、契約を2年残すオースマス監督の今後を占っている。
MLB公式のレット・ボリンジャー記者は、30日(日本時間10月1日)にエンゼルスが記者会見を予定していると紹介。ただ、地元紙「オレンジ・カウンティ・レジスター」のジェフ・フレッチャー記者はこの記者会見が約1週間前に設定されており、今季と今オフについてオースマス監督とエプラーGMが話す機会となる予定だとしている。
またMLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者は、関係者の話から24時間以内にオースマス監督の運命が決まるとした。
米スポーツ専門紙「ESPN」も「オースマスのエンゼルスでの今後は未定」との見出しでこの話題に言及。名物記者のバスター・オルニー氏が執筆しており、「関係者がESPNに明かした情報によると、ブラッド・オースマスはエンゼルスの監督の仕事をたった1年で失うかもしれない」と解任の可能性を示唆した。
同メディアによると、球団はここ数日間、オースマス監督の今後について検討しており、解任となれば「カブスの監督を退任したジョー・マドンが代わりに就任すると予想されている」と伝えた。マドン監督は選手や指導者としてエンゼルスで31年間を過ごし、その後、レイズとカブスを指揮した。最優秀監督に3度輝いている名将だ。
ただ、今季のカブスは84勝78敗でナ・リーグ中地区3位。シーズン終盤で失速してポストシーズン進出は逃し、マドン監督は契約満了での退任が発表されていた。大谷翔平投手が二刀流として完全復活する来季、誰がエンゼルスの指揮を執ることになるのだろうか。
(Full-Count編集部)