大谷は打者専念、ダル劇的復活、イチロー引退…今季のMLB日本人選手の成績は?
ダルビッシュは後半戦で圧倒的な投球
○ダイヤモンドバックス:平野佳寿投手(62試合、5勝5敗15H1S、防御率4.75、WHIP1.38)
7月には7試合連続無失点など好投した平野。今季は右肘の炎症のため8月23日から10日間の故障者リスト(IL)にも入ったが、2年連続で60試合登板を達成した。
○マリナーズ:菊池雄星投手(32試合、6勝11敗、防御率5.46、WHIP1.52)
メジャー1年目の今季は3月21日のアスレチックス戦(東京ドーム)でメジャーデビューし、開幕から6戦目の4月20日敵地・エンゼルス戦でメジャー初勝利を挙げた。また8月18日の敵地ブルージェイズ戦で初完封も飾っている。
○ドジャース:前田健太投手(37試合、10勝8敗4H3S、防御率4.04、WHIP1.07)
今季は2年ぶりの2桁勝利を挙げてチームの地区7連覇に貢献。さらに9月からはポストシーズンに向けての配置転換でブルペンに入り、マルチな活躍を見せた。ポストシーズンは“守護神”としての起用も予想されるなど、まだまだ活躍を見せてくれそうだ。
○カブス:ダルビッシュ有投手(31試合、6勝8敗、防御率3.98、WHIP1.10)
カブス加入2年目の今季、前半戦は制球に苦しみ18試合登板で防御率5.01。しかし、後半戦で挽回。10球種ともいわれる持ち球を駆使し、142打者連続無四球も記録。9月には1908年以降では初となる先発3戦連続で12奪三振の偉業も果たした。
カブス、レッズの田沢純一投手、パドレスの牧田和久投手はマイナーリーグで1シーズンを過ごし、今季のメジャー登板はなかった。
(Full-Count編集部)