歴代最高の奪三振率「11.33」 鷹・千賀が語った“こだわり”と「足りないところ」

ソフトバンク・千賀滉大【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・千賀滉大【写真:藤浦一都】

227奪三振で2017年・則本の「222」を超え「尊敬できる先輩を目標にしていた」

 自身初の最多奪三振のタイトルを獲得したソフトバンクの千賀滉大投手が改めて心境を語った。1日、ヤフオクドームでの投手練習に参加した千賀が、練習後に最多奪三振のタイトル獲得に関して囲み会見に応じた。奪三振数227は則本昂大(楽天)が2017年に記録した222個を上回り、奪三振率も歴代最高の「11.33」だ。

「本当に200という数字が僕の中で1つのキーでしたし、それを超えることができて良かったです。1年間ケガをせずに投げていった中で、則本さんという偉大で尊敬できる先輩の数字を目標にしていたので良かったです。率についても歴代の一番上に立ったのはすごくうれしいですね」

 昨年の奪三振数163から大きく数字を伸ばす中でも、空振り三振が大きく飛躍。逆に見逃し三振は昨年よりも2つ減った。
 
「このタイトルはイニングを放れた(自己最多の180回1/3)というのが大きいと思いますし、見逃しの少なさは僕の足りないところだと思います。そこに関してもう少し伸ばしていきたいです」

「ランナーが貯まった時の三振ほど貴重なものはない」

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