侍ジャパン初招集の鷹・周東、目前の戦いに集中「CSのことが1番大事」
代表入りには「嘘やろ」と驚き「まだ実感湧かない」
「WBSC プレミア12」に出場する野球日本代表「侍ジャパン」に初招集されたソフトバンクの周東佑京内野手は、ひとまずクライマックスシリーズへと集中する。1日に発表された「侍ジャパン」の一員となった鷹のスピードスター。発表から一夜明けた2日、チームの全体練習に参加し、練習後にその胸中を語った。
メンバー発表のあった1日、チームはオフだった。一夜明け、この日全体練習が再開。投内連係、シートノックでは三塁、外野に入って打球を受け、フリー打撃を終えると同じく侍ジャパン入りした松田宣とともに特打も行い「CSがあるので、まずはそこをしっかりやらないといけない」と、表情を引き締めた。
侍ジャパンに走塁のスペシャリストとして招集を受けた。今季開幕前に育成選手から支配下に昇格した周東。まだ3桁の背番号を背負っていた1年前からは信じられないようなステップアップを遂げた。それだけに「まだ実感は湧かないです。初め聞いた時は嘘やろ、と思いました」と、まだ信じられない様子。「CSのことが1番大事だと思うので」と語り、まずは目の前に迫るCSに集中する。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)