2日のプロ野球志望届 大船渡・佐々木ら提出、大学生6選手が提出で計237人に
佐々木は最速163キロの高校最速右腕、岩手大会決勝は登板せずに敗退
日本高野連は2日、2019年の「プロ野球志望届」の提出者一覧を更新。大船渡の佐々木朗希投手が新たに公示された。
佐々木は同日、大船渡市内で会見に臨み、「12球団どこでも頑張りたい」と全球団OKの構えを見せた。10月17日のドラフト会議で163キロ右腕に何球団の指名が集まるか、注目が集まる。この日は佐々木のほかに関西の片山朋哉外野手、宜野湾の比嘉太一内野手がプロ志望届を提出し、高校生は計134人になった。
佐々木は4月のU-18高校日本代表合宿で163キロをマーク。2012年に花巻東・大谷翔平投手(現エンゼルス)がマークした160キロを上回り、高校生として最速を記録した。
大船渡では夏の岩手大会で決勝に進出するも、最後は登板することなく敗退。その後、侍ジャパンU-18代表に選出され、8月下旬から9月上旬にかけて行われた「第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」に出場した。
また、全日本大学野球連盟は同日、公式サイトで2019年度の「プロ野球志望届」提出者一覧を更新し筑波大の大城駿斗、加藤徹ら6選手が新たに公示された。大学生はこれで計103名が志望届を提出。これで高校生、大学生を合わせて計237人がプロ志望届を提出した。
(Full-Count編集部)