アストロズのコレア、ヒューストンで殺害された警察官の家族に100万円寄付
警察官はハリケーン後に出身地プエルトリコで復興支援、コレアはツイッターで「ありがとう!」
アストロズのカルロス・コレア内野手が、本拠地を置くヒューストンで殺害された警察官の男性の家族を訪問し、1万ドル(約107万円)を寄付したと米メディアが報じた。この警察官は、コレアの出身地プエルトリコがハリケーンで甚大な被害を受けた後、復興支援に携わっていたという。コレアは4日(日本時間5日)から、2017年以来の世界一を目指してプレーオフに臨む。
米ヤフースポーツは「カルロス・コレアが車両を停止させた際に撃たれて殺害されたヒューストンの警察官の家族に1万ドルを寄付」とのタイトルでレポート。さらに「コレアはサンディープ・ダリワル氏の家族を訪問した。ダリワル氏は金曜日に職務質問のために車両を停止させた際に撃たれて殺害された。エド・ゴンザレス保安官によると、コレアは(家族を)訪問しただけでなく、夫と父親を失った家族に1万ドルの寄付をした」と詳しく伝えている。
記事によると、ダリワル氏はハリケーン・マリアがプエルトリコに甚大な被害をもたらし後に現地で復興支援に携わっていた。この行いを知ったコレアが「プエルトリコまで行って支援してくれた人の家族を助けたい」と行動に出たという。コレアはツイッターで「サンディープ、ヒューストンとプエルトリコの人たちを助けてくれてありがとう! 安らかに。忘れないよ!」とダリワル氏へのメッセージも綴っている。
ア・リーグ最高勝率のアストロズは地区シリーズで、ワイルドカードゲームを勝ち上がったレイズと対戦予定。先発陣にバーランダー、コール、グリンキーの強力3本柱を揃え、2年ぶりの世界一に期待がかかるが、記事では「コレアは数日後にプレーオフを控えているが、いつでもヒューストンのコミュニティを支援する時間をつくる。特に多くの人を助けたダルワリ氏を追悼するためなら」と決戦直前でのコレアの行為を称賛している。
(Full-Count編集部)