鷹・大竹がCSメンバー入りへアピール シート打撃で好投「どんな場面でも」
打者11人を相手に1安打1四球「2軍でやってきたことを出せた」
ソフトバンクの大竹耕太郎投手が、3日に行われたシート打撃で好投。1軍首脳陣の前での好アピールとなった。
シーズン序盤に好投を続けていた大竹は、8月2日に1軍登録を抹消された。その後は2軍戦で登板しながら調整を続けてきたが、CSファーストステージを前に2日から1軍練習に合流。この日は、シート打撃に登板して打者11人を相手に1安打1四球にまとめ「いいボールもありましたし、いい当たりも少なかったと思います。低めに集められたし、2軍でやってきたことを出せたと思います」と手応えを口にした。
「ストレートが走らないと変化球も生きないので精度を上げていきたい。その辺は徐々にできているので、まだまだ練習をしていつ(1軍に)呼ばれてもいいようにしたいですね。先発でも中継ぎでも、どんな場面でも行けるように」
工藤公康監督も「ボールは戻ってきている」と、この日の投球を評価。大竹にとってはシーズンを通して投げ切ることの難しさを痛感した1年となったが、最後にもう一度、チームに貢献するチャンスが訪れるかもしれない。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)