アクーニャ、POでも“確信歩き”でフェン直が単打となり物議…同僚は「イライラする」
フェンス直撃の当たりが単打に、主砲フリーマンは「全力では走らなかったことを批判」
■カージナルス 7-6 ブレーブス(地区シリーズ・日本時間4日・アトランタ)
ブレーブスは3日(日本時間4日)、地区シリーズ第1戦でカージナルスに6-7で敗れた。この試合で、今季41本塁打、37盗塁をマークしたロナルド・アクーニャJr.外野手のあるプレーが物議を醸している。9回に2点差に迫る“名誉挽回”の2ランを放ったが、結局追いつくことができずに敗れただけに、主砲のフレディ・フリーマンは「プレーオフ(PO)ではやってはいけない」と“断罪”したという。「CBSスポーツ」が報じている。
問題の場面はブレーブス1点リードの7回にあった。先頭で打席に立ったアクーニャは、カウント2-2からブレビアの低めへの変化球を捉えた。驚異的なパワーで打球は右翼への大きな当たりに。スタンドインとはならず、ボールはフェンスに直撃した。ところが、アクーニャは二塁まで進めず。スイングの後にホームランになると思ったのか、バットを持ったまま飛び跳ねて“確信歩き”を始めたことが原因だった。
「CBSスポーツ」は「ブレーブスのフレディ・フリーマン、オジー・アルビーズが、ロナルド・アクーニャJr.が、第1戦で負けた試合でフライを打ったときに全力では走らなかったことを批判した」とのタイトルでレポート。「フリーマンは『プレーオフでやってはいけない』と語った」との小見出しも添えた。
記事では「この試合は1点差の試合であったため、ブレーブスとファンは、次の日になっても、逸した機会やエラーなどについて、くよくよと考えてしまうだろう。その中には、ロナルド・アクーニャJr.が右翼深くに打ったフライを、単打にしてしまったプレーも含まれている」と指摘。ブレーブスはこの回、1死一、二塁までチャンスを広げたものの、ドナルドソンが併殺に倒れて追加点は奪えず。8回に2失点、9回に4失点と救援陣が崩れ、最後の攻撃ではアクーニャの2ランとフリーマンのソロで3点を返したが、1点及ばず敗れていた。