大谷がDH解除165キロ、中田4戦連発、清田2戦連続先頭打者弾…パCS名場面を振り返る

西武・辻監督、ソフトバンク・工藤監督、楽天・平石監督(左から)【写真:荒川祐史】
西武・辻監督、ソフトバンク・工藤監督、楽天・平石監督(左から)【写真:荒川祐史】

日本ハムの中田はCS史上初の4試合連続ホームランを記録

 2019年のレギュラーシーズンが終了し、5日から「2019 パーソル クライマックスシリーズ パ」が行われる。ファーストステージは、2位のソフトバンクと3位の楽天が対戦。ファイナルステージではパ・リーグ連覇を果たした埼玉西武が待っている。2019年の熱き戦いが始まる前に、数々の記録や名場面が誕生した2014年以降のポストシーズンを振り返ろう。

○日本ハム中田がCS史上初の4試合連続ホームラン

 2014年のCSで一際輝きを放ったのは、この年の打点王、日本ハムの中田だろう。ファーストステージ3戦目からファイナルステージ3戦目にかけて、CS史上初の4試合連続弾を放つ大暴れ。4番として存在感を示し、チームを引っ張った。

【ファーストステージ:京セラドーム】
オリックス:1勝 北海道日本ハム:2勝

【ファイナルステージ:ヤフオクドーム】
ソフトバンク:4勝 日本ハム:3勝

○ソフトバンクとロッテの因縁の対決

 2015年のCSでは、ソフトバンクとロッテがファイナルステージで激突。両軍は2005年、2010年のCSでも顔を合わせ、いずれの年もロッテが制している。因縁の対決とも言えるカードが2015年でも実現した。

 ロッテは5年に一度のいわゆるゴールデンイヤーの年であり、ファーストステージを2勝1敗で突破、意気揚々とヤフオクドームに乗り込んだ。しかし、この年のソフトバンクはジンクスもろともロッテを3連勝で退ける。立役者ともいえる4番でキャプテンの内川が、3試合全てで打点を挙げる活躍。初戦のサヨナラタイムリーでシリーズの流れを手繰り寄せた。

【ファーストステージ:札幌ドーム】
日本ハム:1勝 ロッテ:2勝

【ファイナルステージ:ヤフオクドーム】
ソフトバンク:4勝 ロッテ:0勝

日本ハムの大谷がDHを解除し165キロをマーク

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