DeNAもファイナル進出へ逆王手! 代打・乙坂が劇的サヨナラ弾でタイに
阪神は9回に福留が起死回生の同点ソロも…レギュラーシーズンからの連勝7で止まる
■DeNA 6-4 阪神(CS・6日・横浜)
DeNAは6日、阪神とのクライマックスシリーズ(CS)1stステージの第2戦に6-4で劇的サヨナラ勝利。1勝1敗のタイに戻し、CSファイナルステージ進出に逆王手をかけた。負ければ敗退の一戦で一時は同点に追いつかれたが、9回裏に代打・乙坂が劇的な一発を放った。
滑り出しは順調だった。初回先頭の神里が内野安打で出塁すると、ロペスが2ランで先制。さらに3回には筒香が2戦連発となる2号ソロで3点をリードした。
しかし、5回に先発の浜口がつかまると、2失点で降板。6回にも今季初の連投となった今永が1失点と同点に追いつかれた。第1戦でも6点差から逆転負けを喫していただけに嫌なムードも漂うが、念願だった本拠地初開催のCS、勝たずに敗退などできるわけがない。
6回には神里が勝ち越しの左前適時打で流れを戻すと、その後は前日5日に5失点のエスコバーが2/3回を無失点。8回からは守護神・山崎康晃を投入する執念の采配。守護神は今季2度目のイニングまたぎで9回2死までこぎつけたのものの、福留に土壇場で同点ソロを浴びた。
しかし、その裏に宮崎がヒットで出塁すると、代打・乙坂が右翼席に叩き込むサヨナラ2ラン。ラミレス監督は両手を上げて喜びを爆発させ、横浜スタジアムも歓喜に沸いた。
レギュラーシーズン6連勝でCS切符を掴んだ阪神は、5日のCS初戦を含めた連勝が「7」でストップ。1勝1敗で第3戦に挑むことになった。